教育

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東南アジア社会文化演習 II D (近藤美佳先生)

  • 人文学社会科学系
  • 人文学研究科
  • 大学学部生(学士)

授業科目など要旨

在日外国人の増加に伴い、日本の学校に通う外国にルーツを持つ子どもたちが増えている。本授業では、テキスト講読を通してこのような子どもたちが日本で学校生活を送るにあたり直面し得る課題について知り、ディスカッションやグループワークを通して子どもたちへの共感を深める。そして、自分自身の背景や、ある地域の言語と文化を専門的に学んだ経験を以って、自分はこの課題に対してどのように向き合うことができるかということを考えていく。
学習目標は以下の3点:(1)外国にルーツを持つ子どもたちをとりまく状況についての基礎知識を身につける。(2)自身の専攻語地域出身者が日本の学校で直面し得る困難を予測し、それに対するアプローチを考える。(3)外国語を専門する者として、学校・家族・地域のそれぞれに対してどのようにアプローチが可能かを考える。

SDGs貢献可能性

この授業では、日本で学び育つ外国にルーツを持つ子どもたちをとりまく状況について理解を深め、外国語を専門する者として彼らが抱える課題に対して自分にはどのようなアプローチが可能かを考えていく。この過程を通して、自身の専門性を活かして誰かの役に立ちたいと望む学生や教育関連の職業を志す学生に、実際に外国にルーツを持つ子どもたちの支援活動に携わる際の心構えをさせることが可能となる。外国の言葉と文化を深く理解し、かつ子ども支援の心構えのある人材は、誰一人取り残さず、すべての子どもたちに平等で質の高い教育の機会を保障するための教育的基盤となり得る。

備考

特に関心の強い受講生には、外国にルーツを持つ子どもが在籍する学校や国際交流協会等でのボランティア活動を紹介している。学生と学校現場、支援現場との実際の交流の機会を確保しながら、授業を行っている。