研究
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細胞システム研究
岡田 眞里子(蛋白質研究所)
取組要旨
これまでの生物学研究は実験研究に重点が置かれてきたが、近年は、情報科学や数理科学を用いた異分野融合研究が盛んになっている。このことにより、生命をさまざまな角度から、ひとりひとりの捉え方で理解できるようになり、そのこと自体が研究の独自性を生み出す原動力になっている。この研究の良い点は、異なる技術、考え方、能力の違いといった一見マイナスの要素を、研究の独自性といったプラスの要素として生まれ変わらせることができる点である。このことにより、さまざまなアプローチが可能になり、結果として、「誰一人取り残さない」研究が可能になっている。
研究成果・インパクト
自由な発想を持った若い研究者が活躍できる研究分野であり、異分野の業種をつないだり、新しい産業を生み出すことができる。先細りすると言われる日本の科学分野で、社会に元気を与えることのできる研究分野のひとつであり、活躍の場を与えてあげることで、アカデミアや産業界で国際的にも活躍できる人材が育つと考えている。
担当研究者
岡田眞里子(蛋白質研究所)
キーワード
数理モデリング、細胞生物学、生命情報科学
応用分野
異分野融合研究