研究
最終更新日:
広域アジアものづくり技術・人材高度化拠点形成事業
近藤 勝義・西川 宏(接合科学研究所)
取組要旨
広域アジア地域の大学、日系ものづくり企業との強力なネットワークを基盤に、各大学にJWRIオフィスを設置し、特にハノイ工科大学と上海交通大学に設置したJWRIハブ拠点がASEAN地域と中国のそれぞれの中核になって、国際産学連携共同研究を展開する。溶接・接合科学の世界ダントツ拠点である接合研の魅力を生かし、接合研を中心にして広域アジア地域の大学、若者(研究者・学生)、民間企業、地域市民を巻き込んだパートナーシップの輪を随時構築し、国際共創を並行して運営・推進する。

研究成果・インパクト
「産業と技術革新の基礎」となる溶接・接合技術革新のための国際共同研究を実施する。その成果によって広域アジア地域の地場産業や裾野産業が発展し、社会インフラ及び製造業の品質が改善し地域市民が安全・安心に生活できる環境改善(いのちを「まもる」)が行われると共に、広域アジア地域の持続的な産業発展に繋がる(「住み続けられるまちづくり」と「つくる責任つかう責任」に対しても貢献)。国際共創の手段として、大学、政府(大使館、JETRO等)、社会セクター(ベトナム溶接研究会等)、民間企業と「グローバル・パートナーシップ」を形成し、目標を達成する。人と人、人と社会のつながりを大切にして、未来へといのちを「はぐくみ」、「つなぐ」。
担当研究者
近藤 勝義、西川 宏(接合科学研究所)
備考
広域アジア地域に広がる接合研の強力なネットワークを基盤に、多様な「グローバル・パートナーシップ」を形成し、世界のための「グローバルな取り組み」と地域のための「ローカルな取り組み」を行い、「誰一人取り残さない社会」を実現するために、溶接・接合科学の分野から貢献する。
キーワード
国際産学共創、広域アジア地域、パートナーシップ、溶接・接合、ものづくり産業、技術革新
応用分野
まちづくり、災害、エネルギー、環境問題、少子高齢化