研究

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トチュウエラストマーを原料とした機能性バイオポリマーの開発

Hitz協働研究所

  • 理工情報系
  • 工学研究科・工学部
  • 協働研究所

取組要旨

トチュウは中国原産の落葉高木であり漢方薬や杜仲茶の原料として利用される。また、果皮、樹皮などの組織で重量平均分子量100万以上のトランスポリイソプレン(TPI)を生成するユニークな性質を持つ。Hitz協働研究所では、トチュウからTPIを高純度で抽出する独自技術を開発し、植物トチュウ由来のバイオポリマー「トチュウエラストマー」を開発した。トチュウエラストマーは高純度のTPIから構成され、当研究所では高機能熱可塑性エラストマーとしての用途開発を行った。

トチュウエラストマー
トチュウエラストマーができるまで

研究成果・インパクト

トチュウエラストマーは植物由来の天然樹脂でありカーボンニュートラルの観点から地球温暖化問題の解決に貢献できる材料である(SDGsの目標12、13)。また砂漠周辺ステップ地域に植林することで原料生産と植生回復の双方に役立つ(目標15)。さらにトチュウエラストマーは自然に還る天然樹脂であり、マイクロプラスチック問題を起こさない(目標12,14)。

担当研究者

鈴木伸昭(工学研究科Hitz協働研究所)

キーワード

バイオマス、バイオポリマー、ポリイソプレン

応用分野

化粧品素材、スポーツ用品材料

その他

これまでに、スポーツ用品(ゴルフボールの材料)、3Dプリンタフィラメント材料、化粧品原料に採用されました。