教育 (Education)

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人的資源管理(人的資源管理特殊研究)

  • 人文学社会科学系 (Humanities and Social Sciences)
  • 経済学研究科・経済学部 (Graduate School of Economics, School of Economics)
  • 大学院生(博士前期) (Graduate student (Master's Program))
  • 大学院生(博士後期) (Graduate student (Doctoral Program))

授業科目など要旨

ヒトのマネジメントは現代企業のマネジメントにとって最重要の課題の一つであり、その巧拙は企業の競争力を左右し、ひいては企業の持続可能性を左右するともいえる。この授業科目では、組織におけるヒトのマネジメントに関する理論や制度を体系的に取り上げている。具体的には、雇用管理、キャリア開発、人事考課、報酬管理などである。この科目を履修することで、人的資源管理論の基礎理論を習得し、それを実際の企業事例の中で応用するための専門知識やスキルが習得できる。たとえば、キャリア開発に関するトピックを学ぶことで、組織の中で働くことを通じて、一人一人の自己実現を達成するための道筋を理解することができる。このように、人的資源管理の様々なトピックについて学習することで、組織と対等な立場で活躍する高度専門職業人の育成を目指している。

SDGs貢献可能性

この講義を受講することで、人的資源管理論の基礎理論を習得し、現実の企業の中で、人的資源管理論を応用できるスキルが獲得できる。ほとんどの学生は大学院修了後何らかの組織のメンバーとなると予想される。人的資源管理の基礎理論を学ぶことで、一人一人が組織の中で働き甲斐を感じ、キャリアの進展とともに自己実現を目指すことは、個人の成長を促す。同時に組織のすべてのメンバーが自己実現を目指すことは、組織におけるジェンダーフリー環境の構築に資する。個人の成長や自己実現はすなわち、組織の中で活躍する個人の健康や福祉に有益でもある。さらに、一人一人の成長は、企業の発展を通じて、結果的に経済成長に資するといえる。