教育 (Education)

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看護学専攻教育課程と臨地実習

  • 医歯薬生命系 (Medical, Dental, Pharmaceutical and Life Sciences)
  • 医学系研究科・医学部(保健学専攻) (Graduate School of Medicine, Faculty of Medicine (Division of Health Sciences))
  • 大学学部生(学士) (Undergraduate student (Bachelor's Degree))

授業科目など要旨

看護学専攻では、看護の目的「あらゆる年代の個人、家族、集団、地域社会を対象とし、健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和を行い、生涯を通してその最期まで、その人らしく生を全うできるように援助を行う(看護者の倫理綱領,日本看護協会2003年)」を達成させる教育課程を提供している。
看護学は人間・健康・環境と看護・医療への理解を基盤とし、看護の視点から人々の健康を支援する、実践に基づく総合科学である。実践には高度で広範な知識と柔軟な対応力が必要となるため、豊かな教養と国際性を涵養する科目と、高度な専門教育科目を段階的に配置している。なかでも臨地実習科目(専門教育科目90単位のうち23単位1,035時間)は、実際の場での学修を通して看護学への理解を深め、将来の社会・医療環境の変化にも柔軟に対応できる看護の基本的能力を修得し、看護者としての倫理観や感性ならびに創造力を培うものとなっている。

SDGs貢献可能性

看護の目的はSDGs目標03「すべての人に健康と福祉を」を達成させるものでもあり、看護基礎教育課程修了者の7割強は、大学病院や地域の基幹病院に看護師として勤務し、急性期医療の第一線で、いのちを「まもる」実践をスタートさせる。また大学院等へ進学し健康支援に係る課題を追究するとともに保健師や助産師の資格を得て、いのちを「つなぐ」こと「はぐくむ」ことを目指す者が2割強、養護教諭として学校教育の現場で、いのちを「はぐくむ」ことに力を注ぐものが1割弱である。それぞれが仕事や学業を通して看護の目的を果たし「誰一人取り残さない」社会の形成に貢献している。

備考

【対象の課程(詳細)】
学士(看護学)