教育 (Education)
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放射線技術科学専攻 1 年次教育
授業科目など要旨
保健学科放射線技術科学専攻では、1 年次の教育科目として、次の科目を開講している:「医療科学概論」「放射線科学序説」「学問への扉 (放射線技術科学への誘い)」「放射線物理学」。この中でも、専門基礎教育科目である「放射線科学序説」は、ほとんどの学生がなじみが薄いであろう放射線医学を入学直後に意識させることで、診療放射線技師の国家資格取得を見据えた今後の教育への重要な導入になっている。また、教養教育系科目である「学問への扉 (放射線技術科学への誘い)」は、全学部の学生が対象であり、放射線、光、磁気を用いる医療や医学研究を紹介することで、放射線医学をはじめとした医療・医学研究を知ってもらうことが目的である。
SDGs貢献可能性
医療・医学の基礎から最先端までを 1 年次に概観することにより、将来医療・医学に関わるであろう学生に対して、自らが「すべての人に健康と福祉を」の姿勢で社会活動することの意義づけを行うことができ、また、放射線機器をはじめとした医療機器開発の最新状況について学ぶことで医療機器の「つくる責任つかう責任」を自覚した学生が育成される。また、1 年次から医療・医学研究に関する知識を習得させることにより、その後の専門教育へのモチベーションに繋がると共に、物理、化学、生物といった高校までの教育の進化が最新医療技術の基礎となっていることを知り、高校での教育から大学での教育をシームレスにつなぐことができる「質の高い教育」を享受することができる。
備考
【対象の課程(詳細)】
学士(保健衛生学)