教育 (Education)
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統合保健看護科学研究プログラム保健師教育コース
授業科目など要旨
統合保健看護科学研究プログラム保健師教育コースでは,統合保健看護科学研究プログラム修了要件30単位に加え,保健師教育コースが定める31単位を修得することで,保健師国家試験受験資格を得ることができるものとなっている。
保健師教育コースでは,活動の規範となる社会的公正と倫理観,および人々の健康課題を的確に分析・予測し予防的に介入する実践能力を強化することで,地域や職域に貢献できる人材を育成する。保健師教育課程は公衆衛生看護学とその臨地実習科目で構成され,広域的・包括的・組織横断的なPDCA活動を学修し,保健活動を展開・管理する力を強化するとともに,地域住民や関係機関と協働しながら地域を開発する総合的な実践能力を培う。
また,統合保健看護科学研究プログラムによる研究能力の向上と国際的視野の獲得により,科学的根拠に基づく政策立案および保健管理システムを創生する力を修得する。(386字)
SDGs貢献可能性
プログラム修了生は保健師の資格を得て,地方公共団体や企業等に採用され,人々の健康の保持・増進を目指す組織的な保健活動「公衆衛生看護」に従事する。母子保健,生活習慣病対策,感染症対策,精神保健・精神衛生対策,そして地域包括ケアの推進といった役割は全て,SDGs目標03「すべての人に健康と福祉を」に通じるものである。そして地域で途絶えがちな人々の関係性を紡いでいくことで,いのちを「つなぎ」,いのちを「まもり」,ひいてはいのちを「はぐくむ」ことに力を注いでいる。(230字)
備考
【対象の課程(詳細)】
修士(看護学)又は修士(保健学)