教育 (Education)

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統合保健看護科学研究プログラム助産師教育コース

  • 医歯薬生命系 (Medical, Dental, Pharmaceutical and Life Sciences)
  • 医学系研究科・医学部(保健学専攻) (Graduate School of Medicine, Faculty of Medicine (Division of Health Sciences))
  • 大学院生(博士前期) (Graduate student (Master's Program))

授業科目など要旨

 統合保健看護科学研究プログラム助産師教育コースでは,統合保健看護科学研究プログラム修了要件30単位に加え,助産師教育コースが定める31単位を修得することで,助産師国家試験受験資格を得ることができるものとなっている。
 助産師教育コースでは,生命と助産師の職責に普遍的に求められる倫理観,および高度な診断能力と実践力を強化することで,地域の母子と家族を支援する新たなケア創出に貢献する人材を育成する。助産師教育課程は助産学とその臨地実習科目で構成され,周産期や新生児の生理病態学,助産診断・技術学,助産管理学および女性の健康に係る授業を通して,科学的根拠に基づくケア提供のための助産診断・技術に関する論理的思考と実践能力を養う。
 また,統合保健看護科学研究プログラムによる研究能力の向上と,母子の健康課題に対する国際的視野の獲得により,関係機関との協働による課題解決策を創生し推進する力を修得する。

SDGs貢献可能性

 プログラム修了生は助産師の資格を得て,大学病院や地域の基幹病院に助産師として採用され,助産診断・技術の向上を図りながら,生涯を通じた女性の健康支援を目指す。リプロダクティブ・ヘルス/ライツの視点を重視した,健康教育や相談体制の確立といった助産師が担う種々の活動は全て,SDGs目標03「すべての人に健康と福祉を」に通じるものである。このように修了生は新たに宿ったいのちを「まもり」,「はぐくみ」,望むときにいのちが健やかに「つながる」ことに力を注いでいる。

備考

【対象の課程(詳細)】
修士(看護学)又は修士(保健学)