教育

最終更新日:

プレポリクリ

  • 医歯薬生命系
  • 歯学研究科・歯学部
  • 大学学部生(学士)

授業科目など要旨

 本授業は、専門科目の授業が本格的に始まる2年生の秋に実施しているもので、講義や模型実習では具体的な把握が困難な歯科臨床の実際を体験し、歯科医師が全人的医療の提供を行い、ひとびとが「よりよく食べ、生き、暮らす」ことに貢献する役割を担っていることを理解させることを目的としている。そのため、本授業では、診療室において実際の診療を身近に見学・体験することに加え、学外の障害者福祉施設と連携して、様々なハンディキャップを有した方と直接接するとともに、その生活の場を体験することによって、障がい者を取巻く環境と歯科保健上の問題点に関する理解を深める事を目指したプログラムが含まれる。

SDGs貢献可能性

 本授業を受講することによって、学生は、座学では得ることが難しい歯科臨床の現場を体験するとともに、ハンディキャップを持った障がい者を取巻く環境を目の当たりにすることができる。その上で、障がい者が抱えている、健常者にはない生活上及び歯科保健上の問題点を認識し、それに対する理解を深める事によって、いのちをまもり、つなぐために必要な基礎的能力および、ユニバーサル・ヘルス・ カバレッジ(UHC)を達成するために必要な基礎的知識の修得が期待できる。