技術経営学

授業科目など要旨

本授業科目は、物づくりに関わる企業の経営について、起業、物づくりの意義、リーダーシップ、R&Dマネジメント、研究テーマの評価、イノベーション、企業倫理や危機管理（物づくりにおける安全・環境への配慮）等を、経験豊富な講師が体験に基づいて説明を行う授業であり、企業組織の中で様々な形でリーダーを目指す学生を対象とする。特に、「物づくりにおける安全・環境への配慮」においては、環境と開発は互いに反するものではなく、共存しうるものとしてとらえ、環境保全を考慮した節度ある開発が重要であるということを様々な例をあげて詳しく説明し、「持続可能な開発（Sustainable Development）」という考え方を涵養する。

SDGs貢献可能性

受講者の多くは、将来、企業において高度な技術者・科学者および経営者として活躍することが期待される。したがって、本授業科目を修了した学生が、将来、企業内で様々な形でリーダーとなり、本授業で説明された「持続可能な開発」という考え方に沿った研究開発や経営を実践することにより、「環境に配慮した産業と技術革新の基盤構築」や「クリーンなエネルギー開発」に大いに貢献することが期待できる。

備考