教育 (Education)

最終更新日:

ヒューマンウェアイノベーション博士課程プログラム

  • 理工情報系 (Science, Engineering and Information Sciences)
  • 基礎工学研究科・基礎工学部 (Graduate School of Engineering Science, School of Engineering Science)
  • 情報科学研究科 (Graduate School of Information Science and Technology)
  • 医歯薬生命系 (Medical, Dental, Pharmaceutical and Life Sciences)
  • 生命機能研究科 (Graduate School of Frontier Biosciences)
  • 大学院生(博士前期) (Graduate student (Master's Program))
  • 大学院生(博士後期) (Graduate student (Doctoral Program))

授業科目など要旨

ヒューマンウェア(HW)イノベーション博士課程プログラムでは、激変する現代社会において生じる社会的課題を解決するため、異分野の研究者と連携しチームを作って牽引する「ネットワーキング型博士人材」を育成する5年一貫の博士課程プログラムを構築し実践してきた。情報、生命、認知・脳科学、ロボティクスの 領域の知識を修得するためのHW領域基礎科目、融合研究推進やイノベーションに必要な知識、手法を修得し、研究や社会活動を実践するHW 領域コア科目、国内外の企業や研究機関での活動を実施するHW インターンシップ科目からなる体系的なコースワークが整備されている。インターネット、コンピュータ、人間までもがつながり、複雑化、巨大化し、常に激変する巨大ネットワークに持続性と創造性をもたらす高度な情報化社会を創成するために、未来の情報科学技術を開拓する博士人材を育成する。

SDGs貢献可能性

本プログラムを修了した学生は、高度情報基盤情報技術、人工知能、ビッグデータサイエンスを一層発展させるのはもちろんのこと、イノベーションの方向性を変換し、環境にやさしい低エネルギーシステムの開発に貢献する人材となる。人間にも負荷の大きい現在の技術を革新し、人間を中心としたICT技術の開発、世代や立場を超えた人間同士のコミュニケーションやコミュニティ形成、人間とロボットが共生する高度な福祉社会創成、災害時にも自律復旧が可能な頑健でしなやかなインフラを持つ社会の実現、ビッグデータ駆動型医療開発や創薬およびバイオテクノロジーの発展、人間にやさしいまちづくりなどに貢献する人材を輩出する。

備考

情報技術はあらゆる科学技術に必須のアイテムとなっており、高度情報人材を基軸に社会の要請する博士人材を育成することは喫緊の課題である。また、従来の専門分野を発展させる専門型博士人材ではなく異分野の研究者と新しいイノベーションを起こすことのできる人材が必要である。SDGsの上記の目標を他の分野の研究者とともに達成する人材育成を行っている。