教育 (Education)
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D群科目「プロジェクト研究」
授業科目など要旨
当研究科は5年一貫制の博士課程となっており、入学者はA~E群に分類された科目の中から40単位以上の単位取得が求められている。「プロジェクト研究」はD群に分類される選択必修科目で、学生が約2週間所属研究室以外の研究室で研究やその他の活動に参加することを通じて、異分野を経験し、バックグラウンドを広めることを目的として開設された。受入研究室は学生の希望により自らが交渉して決定する。単位認定は原則受入側の研究室の教員が行う。その他に単位認定される研究活動としては、国内外における実習コースや短期集中コースへの参加、外国人教員による講義やジャーナルクラブ、各種セミナー、国内外における他大学や研究機関での研究参加、企業におけるインターンシップへの参加などがある。この場合は、学生が活動実績についてレポートを書くことで指導教員から単位認定される仕組みとなっている。
SDGs貢献可能性
上記の授業科目の取り組みは大学院生が自身の研究を深める以外にも、様々な異分野の環境(他大学あるいは企業)にてインターンシップ等、短期的な活動の機会を得ることが可能となる。また、興味あるセミナーや活動を自ら探し、参加・経験を重ねることは規格化された授業科目とは異なる価値を生む。この科目の単位認定を通じて参加が促される活動により、今後の研究やキャリアプラン、未来へのヒントにつながる可能性も含む。得られる知恵や視点はまさしくSDGsの理念目標04「質の高い教育をみんなに」となることのみならず、目標08の「働き甲斐も経済成長も」へと繋がると想定される。
備考
研究科の理念である、「医学・生命科学と工学系テクノロジー・理論との融合によってこれまでにない新分野を創成する」ことはまさしくSDGs03や09の目標に合致するところである。また、教育方針である、「生命機能研究の成果を社会に還元できる人材育成」は08の目標への基盤にもなり得るといえる。
【対象の課程(詳細)】
生命機能研究科5年一貫制課程3-5年次対象科目