教育 (Education)

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草の根技術協力事業(草の根パートナー型)「ハノイ工科大学における溶接管理技術者育成能力向上事業」

  • 理工情報系 (Science, Engineering and Information Sciences)
  • 接合科学研究所 (Joining and Welding Research Institute)
  • 大学学部生(学士) (Undergraduate student (Bachelor's Degree))
  • 大学院生(博士前期) (Graduate student (Master's Program))
  • 大学院生(博士後期) (Graduate student (Doctoral Program))
  • 大学教員 (University faculty)
  • 社会人 (Working adult)

授業科目など要旨

ベトナムにおいて「誰一人取り残さない社会」を実現するため、ベトナムの地場産業や裾野産業を担う溶接管理技術者の育成体制をハノイ工科大学に構築する。ハノイ工科大学溶接学科において民間企業との連携体制を構築し、地元企業が抱える溶接技術課題解決のための実践教育プログラムを整備する。また、質の高い課題解決型実践教育を受けたハノイ工科大学溶接学科の学生が高度溶接管理技術者となってベトナム全土に広く輩出される。

SDGs貢献可能性

大阪大学とハノイ工科大学がパートナーシップを組んで、技術者の育成や現場を支える実践的な技術の研究に取り組む。接合研が持つ技術、ノウハウ、人材、経験を投入し、「産業と技術革新の基礎」となる高度な溶接技術者を育成するために「質の高い教育」をベトナムで実践する。その手段として、大学、政府(JICA)、社会セクター(日本溶接協会)、民間企業と「グローバル・パートナーシップ」を形成し、目標を達成する。能力・可能性を伸ばし、人と人、人と社会のつながりを大切にして、未来へといのちを「はぐくみ」、「つなぐ」。

備考

日本と同じレベルの高度溶接管理技術者がベトナム全土に広く輩出され、ベトナムの地場産業や裾野産業が発展し、社会インフラ及び製造業の品質が改善し国民が安全・安心に生活できる環境改善(いのちを「まもる」)が行われると共に、溶接技術について国際標準の品質が担保され、ベトナムの持続的な産業発展に繋がる(「住み続けられるまちづくり」と「つくる責任つかう責任」に対しても貢献する)。

【対象の課程(詳細)】
ハノイ工科大学の教員、学士、修士、博士、産業界における溶接技術者