教育

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環境月間講演会

  • 全学・学際など
  • 環境安全研究管理センター
  • 大学学部生(学士)
  • 一般

授業科目など要旨

毎年6月は国際的に定められている環境月間である。世界各国でも、この日に環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするため様々な行事が行われている。本学では6月に「環境」をキーワードとして学内外の研究者を招いた講演会を、学部授業の時間を一部活用して開催している。「環境」は広範な意味を含み、時代や地域によってカギとなる要因は異なる。本プログラムでは、化学の視点から環境問題を考える。具体的には、エネルギー問題、有害物処理、水質汚濁、大気汚染、環境政策、地域環境、環境保全の歴史、生物多様性など、例年多様な内容の充実した講演を行っている。講演の概要は毎年、大阪大学環境報告書でも紹介されている。

SDGs貢献可能性

化学物質は、人類の生活を豊かにするべきものであって、健康被害や環境破壊を起こしてはならない。そのような観点から、様々な素材や製品を製造する過程において、1廃棄物は出さない 2原料を無駄にしない 3人体と環境に害の少ない方法にする 4毒性のなるべく小さい無害な物質をつくる 5省エネを心がける 6再生可能な資源利用 7効率的な触媒反応 8分解するような製品開発 9事故につながりにくい方法 などの、グリーンケミストリーの原則をしっかりと把握する必要がある。学生には将来、これらの原則を常に意識した社会貢献活動行ってもらうことを目的としている。

備考

【対象の課程(詳細)】
学士、一般