教育

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メディカルデバイスデザインコース

  • 全学・学際など
  • 国際医工情報センター
  • 大学学部生(学士)
  • 大学院生(修士)
  • 大学院生(博士前期)
  • 大学院生(博士後期)
  • 社会人

授業科目など要旨

【患者さんを救えるのはお医者さんだけではありません。医療機器開発のプロになって、世界の患者さんを助けませんか?】をテーマに、医療機器開発のプロフェッショナルを養成する。医療機器開発の目的は、医療現場におけるニーズを的確に捉え、それを解決する機器を開発することである。臨床の場で使用する機器は、さまざまな法規制に対応する必要があり、組織作りから運営、資金集め、販売計画の策定までをチームで行う必要がある。医療機器開発に携わるメンバーとなるために必要な医学知識、法規制、倫理、知財、組織運営、販売等のマネージメントについて学習し、最新の医療機器に触れながら、機器の構造、特徴、用途、目的について、そして実際の医療機器開発の現場について講義と実習形式で学ぶ。終了した学生は、医療機器メーカー、医療行政機関での活躍が期待される。

SDGs貢献可能性

ひとはいつかは病気になるので、電気や水道と同じく、医療機器はすべての人にとってライフラインであると言える。今回の新型コロナウイルス感染症の流行で、いざという時に、ライフラインである医療機器をすべての国で使用できるかどうかが、われわれの生活や安全に直結するということが明らかとなった。また、医療費の増大はわが国のみならず世界的に重要な課題となっており、将来への負担を抑えるためにも、単なるビジネスではない医療機器開発の持続可能なシステムを構築することが求められている。このシステムこそが、日々の生活、そして産業にとってなくてはならない社会インフラであるということができ、本コースでは、学生、受講生が、このシステムの構築に貢献することをめざすものである。

備考

【対象の課程(詳細)】
学部生、修士、博士、社会人受講生
※ 修士・博士の学生には高度副プログラムとして開講