教育 (Education)
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計算機シミュレーション入門
授業科目など要旨
自然界や社会に見られるさまざまな現象の本質を捉えてモデル化し、コンピュータを用いてその振る舞いを調べるのが計算機シミュレーションである。本授業は、プログラミング未経験者を想定して、processingというプログラミング言語を使ってコンピュータ・プログラミングの基礎を身につけ、簡単なシミュレーション・プログラムを自ら書けるようになることを目的とする。モデル化の考え方や手法に親しみ、コンピュータを思考の道具として活用できるようにするものである。シミュレーションの題材として、生命・生態系・感染症・交通流などを扱う。
SDGs貢献可能性
この授業では多くの要素が相互作用することによって起きる自然界や社会の現象、例えば、生態系の進化や感染症の伝播などをモデル化し、シミュレーションするための基本的な考え方を学ぶ。履修した学生は、関心を持った現象について自らモデルを考えシミュレーションしてみることによって、現象に対する理解を深め、あるいは問題に対する様々な対策がどのような効果をもたらすかを考えることができるようになる。