Osaka University International Certificate Program

授業科目など要旨

SDGsをテーマとしたオンライン講義科目や海外実習科目で構成するハイブリッド型の教育プログラムである。ASEAN地域の5つの国に設置した大阪大学ASEANキャンパスを活用して高度な研究・教育を実施するとともに、ASEAN地域の異なる国と異なる分野の学生を相互派遣する。参加学生は他国の学生と協働し、特定のSDGs課題の解決に向けた提案を行う。当プログラムを通じて日本とASEAN地域の知識共創社会の形成と、それを基盤としたQuality Growth（質の高い成長）を担う、次世代の高度グローバル人材の育成を目指す。

SDGs貢献可能性

学生はPBL方式による学習を行うことで、課題解決指向性、プレゼンテーション能力、論理的思考力、言語能力等を向上させることができる。明確な問題意識と国際的感覚を備えた先導的高度グローバル人材が、将来、教育・研究機関や企業等で活躍することにより、急速に発展するASEAN諸国が抱える地域課題や様々な地球規模課題、それぞれの専門分野に係るSDGsの達成に貢献できる。

備考

「ハラールのためのサイエンス・テクノロジー・イノベーション」、「ものづくりコアーとしてのナノ科学技術」「先端産業バイオテクノロジー」、「STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)実習による先端科学技術入門」、「計算機マテリアルデザイン入門」、「医学物理及び医用画像技術の最先端」の6つのプログラムを実施し、各プログラムにおいて、専門分野とSDGsとの関係性を考察することとしている。