高度副プログラム　ユネスコチェア「グローバル時代の健康と教育」

授業科目など要旨

阪大ユネスコチェア「グローバル時代の健康と教育（Global Health and Education: GHE）」が立ちあげたプログラム。健康格差の主要な要因は、医療環境よりもむしろ社会環境にあることが知られており、言うまでもなく健康格差はさらなる社会格差を引き起こす主要な要因でもある。この悪循環を是正するための最善のツールは教育にあると言われている。国や地域の経済発展の度合いを問わず、学校教育における健康的な環境整備が喫緊の課題とされている。こうした課題に取組むには、学際的な議論が不可欠である。医学、工学、社会学、経済学、政治学、文学などなど、多様な専門分野から知の卵が結集することを目指して本プログラムを立ち上げた。ユネスコチェアGHEのコンセプトに則って、教育と健康に関するグローバル課題を広く取上げ、人びとの多様な健康について、文系・理系の枠を越えた広く深い対話を促進する。

SDGs貢献可能性

ユネスコチェアGHEのコンセプトに則って、教育と健康に関するグローバル課題を広く取上げ、人びとの多様な健康について、文系・理系の枠を越えた広く深い対話を促進する。研究と教育を通じた人材育成からSDG3（健康と福祉）およびSDG4（教育）の達成に貢献し、将来的にユネスコ、WHOやユニセフ等の国際機関で活躍できる人材育成を目指す。