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性的マイノリティの取組指標「PRIDE指標2021」において、 大学で唯一、3年連続「ゴールド」を受賞!

  • 取組紹介

2021年11月11日、LGBTQなどの性的マイノリティに関する取組を評価する指標「PRIDE指標2021」において、本学は最高評価の「ゴールド」を受賞しました。応募を始めた2019年から3年連続の「ゴールド」受賞を達成し、これは全国の大学で本学が初めてです。

西尾総長

「PRIDE指標」は、任意団体work with pride(※)により、「企業・団体等の枠組みを超えてLGBTQが働きやすい職場づくりを日本で実現する」ことを目指して、2016年に策定されました。
各企業・団体等の取組状況を以下5つの評価指標に基づき評価し、その達成度に応じてゴールド、シルバー、ブロンズが与えられます。

◆評価指標
Policy (行動宣言)
Representation (当事者コミュニティ)
Inspiration (啓発活動)
Development (人事制度・プログラム)
Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)

本学はダイバーシティ&インクルージョンの取組を重点施策の1つとして位置づけ、セミナー・研修等の継続的な実施、相談窓口の設置、社会に向けた情報の発信等、積極的に取り組んでいます。

2021年度は、7月~10月を「大阪大学 Diversity&Inclusion 強化期間」と定めて、毎月様々なイベントを企画し、学内外に発信しました。
9月には、「大阪大学ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進宣言」を公表し、多様性が真に受容され、尊重される環境整備を促進・徹底することを宣言しました。
また、「コミュニケーション」をコンセプトに、「大阪大学 ダイバーシティ&インクルージョン スペース」を新たに設置しました。

大阪大学 ダイバーシティ&インクルージョン スペース

今後も引き続き、「全構成員の意識改革と学び方・働き方改革」「多様性の尊重と包摂に向けた多角的な取り組み」「ジェンダー平等に向けた均等支援」を3つの柱として、ダイバーシティ&インクルージョンの風土が根付くよう、取組を強化してまいります。

(※)企業などの団体において、LGBTQ 、すなわちレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーなどの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体。日本の企業内で「LGBTQ」の人々が自分らしく働ける職場づくりを進めるための情報を提供し、各企業が積極的に取り組むきっかけを提供することを目的としています。2016年に日本初の職場におけるLGBTQなどのセクシュアル・マイノリティへの取組みの評価指標「PRIDE指標」を策定。