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社会ソリューションイニシアティブ(SSI)は、大阪大学のSDGs推進を支えてまいります

  • 取組紹介

社会ソリューションイニシアティブ(SSI): 未来社会を構想するシンクタンク

社会ソリューションイニシアティブ(SSI)は、大阪大学の人文社会科学系部局が中心となって、理工系・医歯薬系など自然科学系の研究者と連携を図りながら、さらには、パブリックセクターや民間企業など、さまざまな社会のステークホルダーと協働しながら社会課題の発見と解決を進め、持続可能な共生社会を構想するシンクタンクとして2018年1月に設立されました。持続可能な共生社会を「命を大切にし、一人一人が輝く社会」として捉え、命を「まもる」、「はぐくむ」、「つなぐ」という視点から、社会の現場の人々と協働して諸課題に取り組み、あるべき社会を構想します。

持続可能な共生社会の実現に向けた3つのステップ

持続可能な共生社会の実現に向けて、SSIは次の3つのステップに分けて取組を進めます。

<ステップ1> 持続可能な共生社会とはどのような社会なのか、その構想を行います。解決しなくてはならない諸課題の発見とその整理を行います。幅広い分野の研究者と社会のさまざまなステークホルダーが協働して、あるべき将来の社会像について意見を出し合い、実現に向けた課題の整理を行います。SSIがこれまで行ってきたさまざまな場づくりについてはこちらをご参照ください 。

<ステップ2> ステップ1で発見、整理された課題ごとに「基幹プロジェクト」のチームを作って研究を進めます。学内や学外の研究機関、パブリックセクターや企業などからメンバーを集めてチームを作り、さまざまな意見を取り入れながら、学術的な成果に加えて、関係機関への提言や報告、また実社会におけるアクションなど、課題解決のための多様なアウトプットにつなげていきます。現在、取り組んでいるプロジェクトについてはこちらをご参照ください。

<ステップ3> ステップ2の各プロジェクトチームの取組を横断したシンポジウムやフォーラムを開催し、持続可能な共生社会を実現するための新たな社会システムを考察、提言します。そして更新された社会システムの構想をもとに、解決すべきさらなる諸課題を発見します。つまりステップ1に戻って、新たなラウンドを始めます。SSIが主催したこれまでのシンポジウムについては以下をご参照ください。