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中之島・アートエリアB1ラボカフェに万博室が出演。    「大阪・関西万博 阪大もこう参画します」と紹介しました

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 大阪大学2025年日本国際博覧会推進室のメンバー4人が5月20日(金)、中之島の施設・アートエリアB1の「ラボカフェ」に出演し、「2025年大阪・関西万博 阪大もこう参画します」と題し、さまざまな活動を紹介しました。

 同室の秦茂則室長が ①70年万博と2025年万博のつながり ②「いのち」に向き合う大阪大学 ③具体的な取り組み の3つの観点から活動概要を報告。「いのち会議」「いのち宣言」というソフトレガシー構想を示すとともに、箕面キャンパスで7月に万博を盛り上げる事前企画を準備していることを明かしました。
 新藤一彦副室長は「見るだけじゃつまらない。参加しよう」をキャッチフレーズに、学生部会などが活動している状況を説明。学生ベンチャーが開発した新型楽器を活用し、100か国の学生が万博本番のメタバース空間で「e-Symphony」を奏でる構想を披露。万博協会の澤田裕二・テーマ事業ディレクターの言葉として「万博は、あなたの人生の最大の好機です」と呼びかけました。
 テーマ事業プロデューサーである石黒浩・阪大栄誉教授の企画に携わる高見小枝室員は「パビリオンには多くのアンドロイドが展開されて、人間とロボットとが近づき、境界がなくなる世界が広がります。『人間とは何か』を考える原点に戻ります」と語りました。
この日のカフェマスターを務めた嶋谷泰典副室長は「阪大のみならず、他大学とも連携して、アカデミアで大きなうねりを作りたいです」と述べました。

 会場やWEB参加者との質疑応答も行われ、「万博協会のTEAM EXPO・共創パートナーに阪大から登録している(本部、産業科学研究所、SSIの)3者それぞれの活動コンセプトを教えてほしい」「高齢者がドキドキするような喜びを感じる万博にしてほしい」「どういうパビリオンで阪大がどんなものを展開できそうなのでしょうか」「阪大の学生活動に、他大学からもかかわれるでしょうか」などの質問・意見が寄せれました。


 ※アートエリアB1 京阪電鉄中之島線「なにわ橋駅」地下1階コースに設置したオープンスペースで、阪大などが運営。毎月数回のラボカフェを開催していて、今年4月からは「大阪大学懐徳堂シリーズ」を展開し、今回の「万博」もその一環。現在は、会場とWEB参加とのハイブリット方式で開催している。

博覧会推進室のメンバーが登壇
秦茂則室長・新藤一彦副室長による活動紹介
カフェマスターを務めた嶋谷泰典副室長と高見小枝研究員