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大阪大学がISCN Excellence Awardsを受賞しました!
この度、大阪大学は、「箕面キャンパス移転プロジェクト」にて、2023 ISCN Excellence Awards(Partnerships for Progress部門)を受賞しました。この賞はサステイナビリティやコミュニティの意識を高め、環境負荷を低減する革新的なコラボレーションモデルに顕著な貢献をした大学に贈られる賞です。本受賞はメキシコ国立自治大学(National Autonomous University of Mexico)で開催されるISCNの年次大会(6/6~6/8)にて紹介されました。
日本では2017年度の千葉大学に次ぐ受賞であり、Partnerships for Progress部門では日本初となります。
(ISCNのリリース記事はこちらをご覧ください。)
(ISCN年次大会で紹介されたプロジェクト動画はYouTubeにて公開されており、以下よりご覧いただけます。)
URL:2023 Award Winner: Osaka University – YouTube
ISCN Excellence Awardsとは
サステイナブルキャンパスに関する国際的な大学ネットワークであるISCN(International Sustainable Campus Network)が主催する「ISCN Excellence Awards」は、サステイナブルキャンパスの推進に関する優れた取組みを表彰するものです。
受賞区分は「Whole Systems Approach」「Partnerships for Progress」「Cultural Change for Sustainability」の各部門と「Honorary Member Award(名誉会員賞)」の4区分あり、この度受賞した「Partnerships for Progress」部門は、サステイナビリティやコミュニティの意識を高め、環境負荷を低減する革新的なコラボレーションモデルに顕著な貢献をした大学に贈られる賞です。
※ISCNは、日本では大阪大学、北海道大学、慶応大学、国外ではハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、メルボルン大学など、全世界で合計101の大学が参加しています。
(ISCNのHPはこちらをご覧ください。)
箕面キャンパス移転プロジェクトのポイント
本プロジェクトは、自治体、民間企業、地権者、地域住民との協働により、以下のような成果を実現することができました。
1.持続可能性の高いキャンパス
箕面キャンパスは、高いサステイナビリティを実現することで、大学キャンパスとして日本初のLEED-ND(エリア開発部門)のゴールド認証を取得しました。
本キャンパスは、「スマートな土地選択と土地利用(周辺地域の街路連続性、生態系とその多様性の保全)」、「エリア開発形態とコミュニティデザイン(まちの歩きやすさや歩く楽しさ、ウォーカビリティ、アフォーダブル住居の提供)」「環境に配慮したインフラと建物(水使用率、建設に伴う汚染の防止)」で高く評価されています。
また、箕面キャンパスの外国学研究講義棟は、LEED-NC(新築部門)のゴールド認証を取得しました。
(詳細はこちらをご覧ください。)
2.キャンパス面積の削減による環境負荷の低減
豊かなコモンスペースを確保した上での専用的室群の稼働率向上、本学が指定管理者である箕面市立船場図書館及び生涯学習センターを大学関係者と箕面市民が共有することなどの取組から、キャンパスの床面積を大幅に削減することができました。これはエネルギーや資源の大幅な削減につながっております。
(外国学研究講義棟の省エネ実績(ZEB認証)はこちらをご覧ください。)

3.民間企業との連携
空調専業メーカーであるダイキン工業との協働により、外国学研究講義棟に温度・湿度・気流・人流等の各種センサ、先進的な空調技術、BEMS(ビル・エネルギー管理システム)等を導入し、キャンパスを「リビングラボ」の実証フィールドとして活用しています。
(ダイキン工業HPの関連記事はこちらをご覧ください。)
(大阪大学とダイキン工業の連携はこちらをご覧ください。)
4.地域との連携
本プロジェクトには、本学やダイキン工業の他、箕面市や大阪船場繊維卸商団地協同組合、地域住民など様々な方々が関わっております。
2016年の正式合意を経て、箕面市と大阪大学は緊密に連携して教育研究施設および図書館・文化交流施設等を整備してきました。さらに、市民主導で発足した「箕面船場まちづくり協議会」との対話により、本学は地域の課題や地域住民からの要望を建設工事開始前から把握し、整備・運営の企画に反映してきました。
2021年12月には、箕面市長やまちづくり協議会などが参加するシンポジウムを開催し、それぞれの立場からこの地域の将来像について議論しました。その関係性は移転開学以後も発展を続けています。
2022年7月に開催された大阪大学夏祭りでは、国際色豊かな模擬店、デッキステージでの公演、盆踊りなどの企画があり、学内外から3,000人以上もの参加者が箕面キャンパスに来られました。同日には産官学連携の一環としてキャンパス前の道路を歩行者天国にするプロジェクトも実施されました。
その他にも箕面キャンパスでは様々な地域との交流が行われております。
(大阪大学夏祭りの情報はこちらをご覧ください。)
