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大阪大学「学生動画コンテスト」表彰式及び国際学生SDGsフォーラムを開催しました!

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2023年12月15日、グローバル・イニシアティブ機構は、「SDGs国際学生交流プログラム2023」の一環として「大阪大学『学生動画コンテスト』表彰式及び国際学生SDGsフォーラム」をオンラインで開催しました。

司会の学生:(左)Anna Boehme(人間科学部)、(右)Adil Qafarli(情報科学研究科)

3年目を迎えたこのコンテストは、「3 Minutes of Inspiration for Sustainable Development」と題し、本学の学生及び本学の海外協定大学の学生を対象に、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマとする3分間の動画作品を募集して実施したものです。今年は世界16カ国・地域32大学から95作品もの応募があり、そのうち「最優秀賞:大阪大学総長賞」をはじめ11作品が受賞しました。国・地域数、応募数ともに昨年を上回り、動画コンテストの認知度が高まっていること、また、応募作品の内容からは社会、経済及び環境など、様々な側面からのSDGsへ関心の高さがうかがえました。今回は特に、「SDGs 11:住み続けられるまちづくりを」、「SDGs 3:すべての人に健康と福祉を」、及び「SDGs 13:気候変動に具体的な対策を」などへの関心の高さが目立ちました。

当日は、学内外の審査員から選出された優秀作品の表彰式に先立ち、山本ベバリー・アン国際(教育)担当理事・副学長からの開会挨拶及び2025年大阪・関西万博に向けて大阪大学のSDGs活動についての講演の後、本学の大学間協定校であるマレーシア科学大学学長のProfessor Dato’ Seri Ir. Abdul Rahman Mohamedから、来賓挨拶として学生への力強いメッセージをいただきました。

続いて行われた表彰式では、まず、グローバルイニシアティブ機構の石川真由美教授が学生動画コンテストの総評を行い、その後、最終審査員の関西NGO協議会連携促進アドバイザーの高橋美和子氏から「SDGsアイデア賞」、ランプ株式会社代表取締役の大竹真二氏から「映像創作賞」、山本ベバリー・アン国際(教育)担当理事・副学長から「最優秀賞:大阪大学総長賞」と「奨励賞」2点、2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会のディレクターを務める佐久間洋司氏から入選賞の発表があり、計11作品が表彰されました。

表彰式の様子(最優秀賞:大阪大学総長賞)

今年の動画コンテストで特筆すべきは、今回初めて大阪大学の学生が最優秀賞を受賞したことです。文学部人文学科4年の横地夏海(Natsumi Yokochi)さん制作の作品「OKULU ~Providing bicycles to children in Cambodia」は、SDGsの課題だけでなく、解決のために学生たちが起こした行動を力強く描き、全審査員から高い評価を受けました。

表彰式に続いて行われた学生フォーラムでは、本学学生による司会進行のもと、参加学生らによるディスカッションが行われ、SDGsへの取組みや動画作成上での工夫や苦労したことなど、活発な質疑応答や意見交換が行われました。最後に、総長から閉会の挨拶として、受賞者への祝辞と参加に対する感謝を伝えられ、盛況のうちに幕を閉じました。

参加パネリスト
西尾総長による閉会挨拶

本フォーラムには、国内外から114名の参加があり、オンラインによる対話を通して、世界中の学生がSDGsについて共に考える素晴らしい機会となりました。

主な受賞作品
【最優秀賞:大阪大学総長賞】OKULU ~Providing bicycles to children in Cambodia~(大阪大学)
【SDGsアイデア賞】Food’s Journey: From Taste to Waste(サンパウロ大学/ブラジル)
【映像創作賞】A Hungry Mouth is a Needy Mouth(マプア大学/フィリピン)
【奨励賞】Women Tag on(ベトナム国立大学/ベトナム)
【奨励賞】Plate to Planet(大阪大学)

全ての受賞作品は こちら(学生動画コンテストYouTubeチャンネル)からご覧いただけます。