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大阪市中央公会堂イベント「いよいよ万博 ~55年を経て再び大阪で その役割と進化とは~」に160人が参加!            石川勝「大阪・関西万博」会場運営プロデューサーが講演、大阪大学の取組も紹介

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アーチ状の造りで豪華のステンドグラス、シャンデリアなどが施される
大阪市中央公会堂の中集会室で、多くの聴衆が聴き入った

 2025年大阪・関西万博に向けて、大阪市北区中之島の市中央公会堂で7月7日(日)、「いよいよ万博!~55年を経て再び大阪で その役割と進化とは~」(大阪大学2025年日本国際博覧会推進室協力)が開催され、約160人が参加しました。
 まず、本学同室の栗本聡室長が「大阪・関西万博に向けた大阪大学の取組」と題してミニセミナーを行いました。大阪大学から出展予定の研究内容として、澤芳樹教授の「iPS心臓」、松﨑典弥教授の「未来の食 培養肉」、神吉輝夫准教授の「未来型人間洗濯機」、杉田映理教授の「生理用品の無料提供ディスペンサー」などを紹介。大阪大学が他機関とともに会期末に発する「いのち宣言」、学生部会「a-tune」が世界の学生とつながろうしている活動などを紹介しました。

 続いて、石川勝「大阪・関西万博」会場運営プロデューサーが「新たな時代の万博を共に創ろう」と題して特別講演。1873年ウイーン万博を岩倉具視使節団が訪問したことをきっかけに日本の産業近代化が活性化したことや、1903年に大阪・天王寺で第5回内国勧業博覧会が開かれたのを記念して、凱旋門の上にエッフェル塔が建つようなデザインの初代通天閣が誕生したことなど、歴史を振り返りました。
 そして175年の歴史のなかで今回の万博は第3・5世代に入っていて「課題解決への道のりを示す話し合いの場になる」と位置づけ、三つの挑戦として①万博のDX化②「未来社会ショーケース」③「テーマウイーク」を展開していることを紹介。最後に「観る万博は一回、参加する万博は一生」と呼びかけました。
 
 第2部では、大阪府警察音楽隊がコンサートを行い、「犬の刑事さん」や万博テーマソング「この地球の続きを」などを披露しました。

石川勝「大阪・関西万博」会場運営プロデューサーによる講演
大阪大学の取組を紹介する 大阪大学2025年日本国際博覧会推進室 栗本室長
大阪府警察音楽隊のコンサート
公式マスコット「ミャクミャク」も大人気
市民の方の手作りの万博会場模型やパビリオンパネルなども展示