研究 (Research)

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物流自動化技術からの貢献

ダイフク物流自動化技術協働研究所

  • 理工情報系 (Science, Engineering and Information Sciences)
  • 基礎工学研究科・基礎工学部 (Graduate School of Engineering Science, School of Engineering Science)
  • 協働研究所 (Research Alliance Laboratory)

取組要旨

昨今の物流現場では少子高齢化による人手不足の解消は喫緊の課題となっている。我々は時代とともに求められる様々なニーズに応えるため、物流システムにおける先進的な物流自動化技術を常に追求し続ける必要がある。特に、多品種少量生産や変種変量生産に対応できる種々のロボットを最新の物流自動化技術(ロボット本体、機械学習、マシンビジョン、マニュピュレーション、ソフトロボティクス、データサイエンス等)の研究成果を活用し、様々な部局と連携しながら研究開発する。また、種々のロボットを含めた物流システムの装置等から得られる稼働・計測等のビッグデータを活用し、物流システムの全体最適化を図っている。我々の成果物は所謂研究レベルだけに留まることは考えていない。つまり、顧客や社会が求める成功率、質、スピード、コスト等をクリアした成果物へと成長させ、これを製品に確実に実装することをメルクマールと考え、社会貢献を目指している。

研究成果・インパクト

研究の成果物により、新たな技術革新とともに少子高齢化による人手不足が解消する。我々は世界トップレベルの物流システムを創造するため、継続的な技術の発展に重きを置きながらも、急功近利な技術戦略・研究開発戦略を避けて成長して来たし、これからもそのスタンスで成長することを考えている。そして、我々は幅広い産業市場に各種マテハンシステム・機器を提供し、これにより、人々の暮らしやビジネスのさまざまな場面をサポートし、社会を支える、未来を支えたいと考えている。つまり、我々はいのちを「はぐくむ」研究所でありたいと切に願っている。

担当研究者

原田研介所長(教授)、高野洋一副所長(招へい教授)

キーワード

マテハン、自動化、少子高齢化、物流、ロボティクス、機械学習、DX、データサイエンス、深層学習

応用分野

物流センター