研究

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地域ではぐくむこどもと未来:共創ネットワークの実践と理論

上須 道徳(経済学研究科・社会ソリューションイニシアティブ)

  • 人文学社会科学系
  • 経済学研究科・経済学部
  • 全学・学際など
  • 社会ソリューションイニシアティブ

取組要旨

誰一人取り残さない社会、いのち輝く社会を地域で実現するためには地域の様々な関係者が協働の下でビジョンの構想および課題解決に取り組む、共創ネットワークの構築が求められます。本プロジェクトでは、地域、こども、未来をキーワードに共創ネットワークの実践的取り組みを進め、そこから得られる経験や知見から共創ネットワークの理論を構築することを目的とします。活動の柱は、大阪府の自治体等の行政関係者、地域の社会福祉協議会、こども食堂(こどもの居場所)運営者などの中間支援者、企業等が参画する「大阪府こども食堂ネットワーク連絡会」です。
このネットワークにおいて、政策や支援の現場からの情報や声を共有し、地域のビジョンについての対話、課題のフレーミングや潜在的な解決法を探索します。また、ここで蓄積された情報や知見を府下の各地域の関係者に共有することも行っています。さらに、大学は連絡会への参加のみならず、研究者や大学生の参加の調整を行う事務局と調査研究の役割を果たしています。こうした異なる関係者の連携により、情報共有、ビジョン実現や課題解決のための調査研究の企画、人手や情報、物資の融通の促進を図っています。

備考

本プロジェクトの詳細は以下のリンク先をご覧ください。
地域ではぐくむこどもと未来:共創ネットワークの実践と理論|基幹プロジェクト|社会ソリューションイニシアティブ (osaka-u.ac.jp)