メタサーフェスによる光と熱の制御 (Control of Light and Heat Using Metasurfaces)

研究内容

金属のナノフォトニクス「プラズモニクス」と人工的な光学媒質「メタマテリアル」を用いたフォトニックデバイスの研究を行っています。最近はシリコンを用いた誘電体メタサーフェスの研究に力を入れています。誘電体メタ原子中の多重極子を制御することによりバルクの10万倍におよぶ巨大非線形光学効果による光スイッチ、高解像度カラー画像生成、高効率エコ電球、放射冷却デバイス、超高感度屈折率センサーなど多様な応用が期待できます。

担当研究者

教授　髙原 淳一（工学研究科 物理学系専攻／附属フォトニクスセンター）

キーワード

プラズモニクス／メタマテリアル／メタサーフェス／熱輻射

重点分野

情報・通信／光・量子／エネルギー／革新的マテリアル

応用分野

医療・ヘルスケア分野／セキュリティ／省エネルギー

論文・解説等

[1] 高原淳一, 電子情報通信学会誌, 105(1), (2022) pp.39–46.
[2] Y. Duh, Y. Nagasaki, et al., Nature Commun. 11: 4101(2020).
[3] H. Toyoda et al., Photonics, 6(4), 105 (2019).

連絡先URL

https://sites.google.com/site/professortakahara/home

※本内容は大阪大学大学院 工学研究科2024 研究シーズ集より抜粋したものです。