研究 (Research)

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光-分子―低次元ナノ材料の相互作用を利用したガスセンシング技術 (Gas Sensing Technology Utilizing the Interaction of Light, Molecules, and Low-Dimensional Nanomaterials)

准教授 田畑 博史(工学研究科 電気電子情報通信工学専攻) TABATA Hiroshi (Graduate School of Engineering)

  • 理工情報系 (Science, Engineering and Information Sciences)
  • 工学研究科・工学部 (Graduate School of Engineering, School of Engineering)

研究内容

・ナノカーボン(カーボンナノチューブ、グラフェン)や他の2次元層状物質(MoS2など)のもつ巨大な比表面積や、優れた電気伝導特性・光物性に注目し、これらナノ材料の表面、異種ナノ材料間の界面、複合構造を利用した、高感度で超低消費電力なガスセンサの開発。
・単層MoS2に光照射することによってガス分子の吸着・脱離を促進し、ガス濃度のリアルタイムモニタリングに適した高速応答を実現。
・現在、環境汚染ガスや生体ガスをターゲットに、高い分子識別性を持ったガスセンサの実現を目指している。

担当研究者

准教授 田畑 博史(工学研究科 電気電子情報通信工学専攻)

キーワード

ナノカーボン/2 次元材料/ガスセンサ

重点分野

計測分析技術/光・量子/革新的マテリアル

応用分野

医療・ヘルスケア分野/環境モニタリング分野/スマートデバイス開発

論文・解説等

[1] H. Tabata et al., ACS Nano 15, 2542-2553 (2021).
[2] H. Tabata et al., ACS Appl. Mater. Interfaces 10, 38387-38393 (2018).
[3] H. Tabata et al., Applied Physics Express 7, 035101 1-4 (2014).

連絡先URL

http://nmc.eei.eng.osaka-u.ac.jp/index_j.html

※本内容は大阪大学大学院 工学研究科2024 研究シーズ集より抜粋したものです。