研究 (Research)
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生体内分子の動態・機能を可視化するプローブ開発 (Chemical Probes to Visualize the Dynamics and Functions of Biomolecules in Vivo)
教授 菊地 和也(工学研究科 応用化学専攻) KIKUCHI Kazuya (Graduate School of Engineering)
研究内容
生きた細胞や動物の中でタンパク質の働きを可視化する手法の開発は、生物学の研究において極めて重要です。私達は任意のタンパク質とβ-ラクタマーゼを融合発現し、様々な蛍光分子で標識する手法を確立しました。この手法により、タンパク質の動態や周辺のpH環境をリアルタイムで可視化できます。また、生体内に導入したフッ素核の位置を可視化する19F MRIという手法によって、生体内の酵素反応を可視化するプローブの開発を行っています。
担当研究者
教授 菊地 和也(工学研究科 応用化学専攻)
キーワード
蛍光プローブ/タンパク質ラベル化/19F MRI
重点分野
光・量子
応用分野
医療・ヘルスケア分野/創薬関連/材料分野
論文・解説等
[1] M. Minoshima, T. Umeno, K. Kadooka, M. Roux, N. Yamada, K. Kikuchi, Angew. Chem. Int. Ed. 2023, 62, e20231704.
[2] Y. Konishi, M. Minoshima, K. Fujihara, T. Uchihashi, K. Kikuchi, Angew. Chem. Int. Ed. 2023, 62, e202308565.