研究 (Research)
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バイオ医薬品の輸送時の安定性に関する研究 (Research on Stability of Biopharmaceuticals during Transportation)
准教授 鳥巣 哲生（工学研究科 生物工学専攻） TORISU Tetsuo (Graduate School of Engineering)
研究内容
バイオ医薬品の主薬効成分であるタンパク質は、輸送時の機械的ストレス（振とうや落下）によって凝集します。生成した凝集体は薬効の低下や重篤な副作用を引き起こす可能性があるため、安全なバイオ医薬品を開発するためには、輸送時のストレスに対するタンパク質の安定性に関する研究が欠かせません。そのため、私は以下の研究に取り組んでいます。
・バイオ医薬品輸送時の安定性を簡便かつ正確に評価できる新規評価系の確立
・包装容器を含むバイオ医薬品製剤の総合的理解と輸送時の安定性向上
・機械的ストレスによるタンパク質凝集のメカニズム解明
担当研究者
准教授 鳥巣 哲生（工学研究科 生物工学専攻）
キーワード
タンパク質／バイオ医薬品／製剤／安定性
重点分野
計測分析技術／バイオ
応用分野
医療・ヘルスケア分野／創薬・製薬分野
論文・解説等
[1] Kizuki S, Wang Z, Torisu T, et al., J Pharm Sci. 2023; 112(2):492-505.
[2] Torisu T, Shikama S, Nakamura K, et al., J Pharm Sci. 2021;110(5):2121-2129.
[3] Torisu T, Maruno T, Yoneda S, et al., J Pharm Sci. 2017;106(10):2966-2978.