研究 (Research)
最終更新日:
生物学的仕組みに根差したバイオマテリアルによる骨機能化制御
准教授 松垣 あいら(工学研究科附属フューチャーイノベーションセンター/マテリアル生産科学専攻) MATSUGAKI Aira (Graduate School of Engineering)
研究内容
・中野貴由教授(阪大・工)とともに、材料工学・生物科学の融合による新しいバイオマテリアル研究に取り組んでいます。
・生体骨がその微細構造に基づき機能を発揮するための生物学的仕組みを解明し、材料を制御することで生物の特性を引き出す医療デバイスの創製・開発を行っています。
・材料工学に基づく細胞機能の制御は、これまでの医学研究の常識を覆し、遺伝子やタンパク質の新たな機能の発見を可能とし、新しい学問領域を開拓しています。
・がんや感染症など重篤な疾患の革新的医療実現につながる研究成果として、基礎・臨床両面から大きな注目を集めています。
担当研究者
准教授 松垣 あいら(工学研究科附属フューチャーイノベーションセンター/マテリアル生産科学専攻)
キーワード
バイオマテリアル/医療用金属材料/骨微細構造/3D細胞制御/ 医工連携
応用分野
骨再生医療/創薬/ドラッグデリバリーシステム/骨医療デバイス
論文・解説等
[1] A. Matsugaki, T. Nakano, et al., The Spine Journal, 23, (2023), 609-620.
[2] A. Matsugaki, T. Nakano, et al., International Journal of Bioprinting, 10, (2024), 406-416.
[3] 松垣あいら, 中野貴由:骨配向化の生物学的仕組みに根差した骨医療材料創製, バイオマテリアル―生体材料―, 41, (2023), 142-144.