研究 (Research)
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治療効果の高い医薬品の開発を目指したタンパク質の相互作用解析
助教 山口 祐希(工学研究科 生物工学専攻) YAMAGUCHI Yuki (Graduate School of Engineering)
研究内容
がんなどの治療に用いられる抗体医薬品や、遺伝子治療に用いられるウイルスベクターは全てタンパク質から構成されています。そのようなタンパク質は、適切な治療効果を発揮するために、私たちの身体が持っている他のタンパク質との相互作用を必要とします。したがって、タンパク質同士の相互作用を理解し、制御することは治療効果の高く安全なバイオ医薬品の開発に欠かせません。私は、水素/ 重水素交換質量分析をはじめとした最先端の物理化学手法によるタンパク質間相互作用の定量解析に取り組んでおり、安全で効果の高い医薬品のものづくりに貢献します。
担当研究者
助教 山口 祐希(工学研究科 生物工学専攻)
キーワード
タンパク質/バイオ医薬品/タンパク質間相互作用
応用分野
医療・ヘルスケア分野/創薬・製薬関連
論文・解説等
[1] Yamaguchi Y. et al., mAbs 14, e2038531 (2022)
[2] Yogo R., Yamaguchi Y., et al., Sci. Rep. 9, e11957 (2019)