研究 (Research)
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“ものづくり”における金属材料の変形挙動の可視化技術
准教授 杉原 達哉(工学研究科附属フューチャーイノベーションセンター/機械工学専攻) SUGIHARA Tatsuya (Graduate School of Engineering)
研究内容
切削加工や塑性加工といった金属材料の加工は、材料の大規模な塑性変形をともなう非常に複雑な現象です。そのような金属加工における材料の塑性変形挙動を、デジタル画像相関法(DIC)を援用して“その場観察”する本技術は、次のような可能性を有しています。
・シミュレーションに依存しない、加工現象プロセスそのものの可視化の実現
・金属加工に付随するトライボロジー的作用、化学的作用といった様々な現象の解明
・高能率、高精度、低コストな加工を実現する革新的な“ものづくり”技術の創出
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担当研究者
准教授 杉原 達哉(工学研究科附属フューチャーイノベーションセンター/機械工学専攻)
キーワード
ものづくり/その場観察/トライボロジー/切削加工/ 塑性加工
重点分野
計測分析技術/革新的マテリアル/航空宇宙
応用分野
ものづくり分野/切削加工・塑性加工分野/トライボロジー分野/材料工学分野
論文・解説等
[1] T. Sugihara et al., Int. J. Mach. Tools Manuf., 168 (2021) 103726.
[2] T. Sugihara et al., Sci. Adv., 6, 51 (2020) eabc8900.
[3] T. Sugihara et al., Int. Mater. Trans., 60, 8 (2019) 1436.