研究 (Research)
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環状オリゴ糖の超精密分子集積化による高度分子認識材料の開発
教授 木田 敏之(工学研究科 応用化学専攻/環境安全研究管理センター) KIDA Toshiyuki (Graduate School of Engineering/Research Center for Environmental Preservation)
研究内容
高い生体・環境適合性を有し、カーボンニュートラルな植物原料から合成できる「オリゴ糖」や「多糖」を用いて、環境保全や医療に役⽴つ高機能材料を開発しています。特に、環状オリゴ糖がもつ「物質取り込み能力(包接能)」や「規則的に集合する能力(自己組織化能)」に着目し、これらの性質・機能を合成化学的手法あるいは超分子化学的手法により超高度化した材料を用いて、水や油の中に混入した有害物質の効率的分離・回収、植物油中の不飽和脂肪酸成分の高選択的分離等に取り組んでいます。
担当研究者
教授 木田 敏之(工学研究科 応用化学専攻/環境安全研究管理センター)
キーワード
環状オリゴ糖/分子認識/自己組織化/超分子材料/吸着材
重点分野
カーボンニュートラル/革新的マテリアル/触媒・分子技術/資源循環/サーキュラーエコノミー
応用分野
分離・分析分野/環境分野/医療・ヘルスケア分野
論文・解説等
[1] Toshiyuki Kida et al., RSC Adv., 2023, 13, 34366-34370.
[2] Toshiyuki Kida et al., Langmuir, 2022, 38, 8407-8415.
[3] Toshiyuki Kida et al., Langmuir, 2022, 38, 5149–5155.