研究 (Research)
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新しい非交互π共役系がもたらす革新的有機機能性材料の創出 (Development of Innovative Organic Functional Materials from Novel Non-Alternate π-Conjugated Systems)
助教 小西 彬仁(工学研究科 応用化学専攻) KONISHI Akihito (Graduate School of Engineering)
研究内容
・π共役系分子を用いた電子素材の開発は、素子の軽量化や柔軟化にとって重要。
・ベンゼン環に代表される6員環構造にかわる新たな構造として5員環・7員環を構成単位として利用。
・設計・合成した新奇なπ共役系分子は、従来の分子系よりもはるかに特異な性質を発現。
・有機分子にもかかわらず磁性を発現。近赤外領域まで及ぶ長波長吸収の実現。
・新しい骨格を基盤とした高性能有機電子材料の開発へ貢献できると強く期待。
担当研究者
助教 小西 彬仁(工学研究科 応用化学専攻)
キーワード
π共役系化合物/ラジカル/( 反 ) 芳香族性/有機色素
重点分野
光・量子/触媒・分子技術
応用分野
有機デバイス/有機磁性体/有機伝導体
論文・解説等
[1] Akihito Konishi et al., Chem. Lett. 2021, 50, 195-212.
[2] Akihito Konishi et al., J. Am. Chem. Soc. 2019, 141, 10165-10170.
[3] Akihito Konishi et al., J. Am. Chem. Soc. 2019, 141, 560-571.