研究 (Research)

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材料科学に立脚したナノスピン・ナノ磁性材料の開発 (Development of Nano Spin and Nano Magnetic Materials Based on Material Science)

准教授 白土 優(工学研究科 マテリアル生産科学専攻) SHIRATSUCHI Yu (Graduate School of Engineering)

  • 理工情報系 (Science, Engineering and Information Sciences)
  • 工学研究科・工学部 (Graduate School of Engineering, School of Engineering)

研究内容

超スマート社会/Society5.0でのデジタル情報の処理・格納を可能にする新規機能材料の開発を進めている。単結晶薄膜・原子レベル積層、ナノ磁性・スピントロニクスを得意としており、特に、低エネルギー駆動が可能な電気磁気効果薄膜(クロム酸化物薄膜)は、国内外でも数グループでしか実現できていないオリジナルな成果。
高周波磁性材料への展開を目指した、蛋白質(ウィルス様粒子)を使った新規磁性ナノ粒子の開発も進行中。
デバイス用薄膜材料作製の他、磁性材料の各種特性評価・光を使った磁区構造の可視化など、材料の高感度磁気特性評価が可能。

担当研究者

准教授 白土 優(工学研究科 マテリアル生産科学専攻)

キーワード

磁性材料/薄膜材料/ナノ材料/蛋白質/スピントロニクス

重点分野

情報・通信/カーボンニュートラル/エネルギー/革新的マテリアル

応用分野

スマートデバイス/情報通信/ストレージ・メモリ

論文・解説等

[1] K. Ujimoto, Y. Shiratsuchi et al., NPG Asia Materials 16, 20 (2024).
[2] Y. Shiratsuchi et al., J. Phys. Condensed Matter. 33, 243001 (2021). [Topical Review]
[3] M. Taniguchi, Y. Shiratsuchi et al., J. Phys. Chem. Solids 169, 110840 (2022).

連絡先URL

http://www.mat.eng.osaka-u.ac.jp/mse2/index.html?20210514

※本内容は大阪大学大学院 工学研究科2024 研究シーズ集より抜粋したものです。