研究 (Research)

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遷移金属・典型元素触媒を用いる新しい分子変換 (New Molecular Transformations Using Transition Metal and Main Group Element Catalysts)

教授 鳶巣 守(工学研究科 応用化学専攻/ICS-OTRI) TOBISU Mamoru (Graduate School of Engineering/ICS-OTRI)

  • 理工情報系 (Science, Engineering and Information Sciences)
  • 工学研究科・工学部 (Graduate School of Engineering, School of Engineering)

研究内容

遷移金属や典型元素を駆使した触媒・反応試薬により、新しい反応性化学種を発生し新規な分子変換を達成しました。具体的には、①炭素原子1つだけを挿入する反応、②新しいフィッシャーカルベンの触媒的発生法、③リンのレドックスを活用する触媒反応、④ビニルアニオン等価体の触媒的な発生法、です。いずれも単純な原料から従来法では合成困難な複雑な分子を簡便に合成するための手法です。

担当研究者

教授 鳶巣 守(工学研究科 応用化学専攻/ICS-OTRI)

キーワード

遷移金属触媒/典型元素触媒/有機合成化学

重点分野

触媒・分子技術

応用分野

創薬関連/有機π電子系材料

論文・解説等

[1] Tobisu, M. et al., Science, 2023, 379, 484.
[2] Tobisu, M. et al., Nature Catal, 10.1038/s41929-023-01081-5
[3] Tobisu, M. et al., Bull. Chem. Soc. Jpn., 2023, 96, 872.

連絡先URL

https://www-chem.eng.osaka-u.ac.jp/~tobisu-lab/

※本内容は大阪大学大学院 工学研究科2024 研究シーズ集より抜粋したものです。