研究 (Research)
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新奇縮環芳香族化合物の創出と機能性の開拓
助教 中村 彰太郎(工学研究科 応用化学専攻) NAKAMURA Shotaro (Graduate School of Engineering)
研究内容
有機材料の開発は、新たな付加価値の創出という点において非常に重要な研究分野です。なかでも芳香環が組み合わさった縮環芳香族化合物は、その構成元素や分子構造に特有の性質を示します。私たちのグループでは様々な合成手法を操り、新奇縮環芳香族化合物の合成研究と、得られた分子が潜在的にもつ物性を引き出す研究を行っています。これまでに、得られた化合物が特異な刺激応答性発光を示すことを明らかにしてきました。このような骨格合成技術をもとに、新しい有機材料の開発に貢献します。
担当研究者
助教 中村 彰太郎(工学研究科 応用化学専攻)
キーワード
有機合成化学/有機機能性材料/刺激応答性材料
重点分野
光・量子/革新的マテリアル/触媒・分子技術
応用分野
有機半導体材料/セキュリティ材料/センシング材料
論文・解説等
[1] S. Nakamura et al., Chem. Lett. 2020, 49, 921.
[2] S. Nakamura et al., Chem. Eur. J. 2023, e202302605.
[3] S. Nakamura et al., J. Mater. Chem. C 2024, 12, 2370.