研究 (Research)
最終更新日:
資源的に豊富な典型元素の性質を巧みに制御することによる高機能金属触媒の創成 (Creation of High-Performance Metal Catalysts by Skillfully Controlling the Properties of Abundant Main Group Elements)
准教授 西本 能弘(工学研究科 応用化学専攻) NISHIMOTO Yoshihiro (Graduate School of Engineering)
研究内容
希少で資源の枯渇が危惧され、産出地域も限られており、経済的・政治的な理由で供給が不安定な遷移金属触媒に大きく依存している従来の有機合成化学に変革を起こし、既存の有機合成プロセスを刷新するための典型金属触媒の確立を目指し研究を進めています。
・新規有機アルミニウム触媒の開発およびルイス酸触媒活性の評価、光触媒機能の開拓
・典型金属触媒を用いた新しい有機合成反応の開発
・新しく開発した有機合成反応を用いた薬理活性物質・機能性物質の合成
担当研究者
准教授 西本 能弘(工学研究科 応用化学専攻)
キーワード
典型元素/有機合成化学/金属触媒/有機金属化合物
重点分野
触媒・分子技術
応用分野
機能性材料創成/医薬品合成
論文・解説等
[1] Y. Nishimoto et al., J. Am. Chem. Soc. 2021, 143, 9308.
[2] Y. Nishimoto et al., Chem. Eur. J. 2021, 27, 8288.
[3] Y. Nishimoto et al., Chem. Lett. 2021, 50, 538.