研究 (Research)
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電気伝導度を用いた地球内部構造探査と地球内部物質の研究 (Exploration of the Earth’s Interior Structure and Materials Using Electrical Conductivity)
教授 藤田 清士(工学研究科 国際交流推進センター) FUJI-TA Kiyoshi (Graduate School of Engineering)
研究内容
電気伝導度は、水の存在や導電性物質に鋭敏な指標です。研究では、地殻やマントルなどの地球内部構造を推定する物理量として電気伝導度を用いています。地球の浅部から深部までの電磁気探査から推定された電気伝導度構造と室内実験から得られた岩石や鉱物の電気伝導度データを対比することにより、地球内部構造がより明確になります。電磁気観測結果―室内実験データ―理論計算結果を組み合わせる事により、地球内部の電気伝導度構造推定がより正確になることが期待されています。
担当研究者
教授 藤田 清士(工学研究科 国際交流推進センター)
キーワード
電気伝導度/岩石・鉱物/地球物理学
応用分野
資源/防災
論文・解説等
[1] Fuji-ta et al., Mineralogy and Petrology, 2018, 112, 857–864.
[2] Haraguchi et al., ISIJ International, 2018, 58, 1007–1012.
[3] Hata et al., Journal of Geophysical Research, 2017, 122, 172–190.