革新的ナノ構造触媒の創出による水素エネルギープロセスの構築 (Construction of Hydrogen Energy Processes through the Creation of Innovative Nanostructured Catalysts)

研究内容

水、二酸化炭素、太陽光、バイオマスといった再生可能エネルギーからの直接水素合成、ならびに水素エネルギーの貯蔵・輸送可能な水素キャリアに変換し利用する水素貯蔵・放出システムによる「カーボンニュートラルプロセスの構築」を目指しています。 特に金属ナノ粒子、合金ナノ粒子の高次制御による超高活性かつ実用的な「ナノ構造触媒」の開発から本課題にアプローチしています。さらに水素をエネルギー源としてだけでなく、その動的挙動解明と革新的応用分野開拓（水素活用）に取り組み、次世代水素技術としての発展にも取り組んでいます。

担当研究者

准教授　森 浩亮（工学研究科 マテリアル生産科学専攻）

キーワード

ナノ粒子触媒／水素製造／水素キャリア／水素スピルオーバー／エネルギー資源革命

重点分野

カーボンニュートラル／エネルギー／革新的マテリアル／触媒・分子技術

応用分野

エネルギー資源革命／燃料電池／カーボンニュートラルプロセス

論文・解説等

[1] Adv. Funct. Mater., 2023, 2303994
[2] JACS Au., 2023, 3, 2123
[3] Nat. Commun., 2021, 12, 3884

連絡先URL

http://www.mat.eng.osaka-u.ac.jp/surface-hydrogen-engineering/

※本内容は大阪大学大学院 工学研究科2024 研究シーズ集より抜粋したものです。