研究 (Research)
最終更新日：
典型元素の多様なデザインが生み出す新反応、新触媒、新物質
教授 安田 誠（工学研究科 応用化学専攻／ICS-OTRI） YASUDA Makoto (Graduate School of Engineering/ICS-OTRI)
研究内容
周期表の元素は高々百程度しかなく不連続の性質を有する。もしそれらの元素を本来の性状だけでなく多様にチューニングすることができれば、無限の元素を手にしたことと同義となろう。我々は、典型元素を自在にデザインし、新しい性状を有する化学種を創成している。元素周辺の置換基や幾何構造を多様に操り、新反応、高選択的反応、効率的触媒創成を可能としている。これらは、創薬、化学製品の合成に寄与する。また、多様な化学種の性状を活用し、新規機能性有機材料開発へ展開している。
担当研究者
教授 安田 誠（工学研究科 応用化学専攻／ICS-OTRI）
キーワード
有機合成／典型元素／選択的反応／金属錯体／機能性分子
応用分野
機能性有機材料／創薬／化成品製造
論文・解説等
[1] Angew. Chem. Int. Ed. in press. (DOI: 10.1002/anie.202201883)
[2] J. Am. Chem. Soc. 2021, 143, 9308–9313. (DOI: 10.1021/jacs.1c03760)
[3] J. Am. Chem. Soc. 2019, 141, 17466–17471. (DOI: 10.1021/jacs.9b08875)