研究 (Research)
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シミュレーション技術を基盤とした溶接物理現象の解明とその制御 (Elucidation and Control of Welding Physical Phenomena Based on Simulation Technology)
准教授 荻野 陽輔(工学研究科 マテリアル生産科学専攻) OGINO Yosuke (Graduate School of Engineering)
研究内容
・アーク溶接プロセスにおける溶接エネルギー源(アークプラズマ)および溶融金属の挙動を記述する数値シミュレーション技術を独自開発し、プロセスを支配する物理現象の解明に挑む。
・溶接現象の物理に基づいてプロセスを適切にコントロールする技術を創出し、溶接部品質が完全にコントロールされた究極の一体化技術の達成を目指す。
・各種センシング・モニタリング技術との融合により、プリポストプロセスフリーな超高能率溶接プロセスの開発を目指す。
担当研究者
准教授 荻野 陽輔(工学研究科 マテリアル生産科学専攻)
キーワード
材料加工/アーク溶接/数値流体力学/アークプラズマ/ 溶融金属
重点分野
カーボンニュートラル/エネルギー/革新的マテリアル/航空宇宙
応用分野
重工/建築/自動車/エネルギー分野など
論文・解説等
[1] Y. Ogino et al., Plasma Chemistry and Plasma Processing, 40 (2020), 5, 1109-1126.
[2] Y. Ogino et al., Welding in the World, 62 (2018), 393-401.
[3] 荻野陽輔 “溶接アークと溶融池形成シミュレーション” WE-COMマガジン, 27(2018)