研究 (Research)

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粒子法による熱・電磁流体現象のマルチフィジックス解析 (Multiphysics Analysis of Thermal and Electromagnetic Fluid Phenomena Using Particle Methods)

准教授 宮坂 史和(工学研究科 マテリアル生産科学専攻) MIYASAKA Fumikazu (Graduate School of Engineering)

  • 理工情報系 (Science, Engineering and Information Sciences)
  • 工学研究科・工学部 (Graduate School of Engineering, School of Engineering)

研究内容

物と物を接合する際、その界面には必ずと言っていいほど物質の流動がともないます。例えばアーク溶接では、溶融した金属が存在しこの流体は電磁場によって大きな影響を受けます。FSWにおいても融点未満の材料が塑性流動をしながら接合界面が形成されます。接着でも界面には樹脂等で構成された接着剤が介在しています。このような接合界面における流動現象を理解するためには温度や電磁場の影響を考慮に入れた数値計算が非常に有用です。そこで当研究室では粒子法をベースとした熱電磁流体解析に取り組み、様々な接合現象のメカニズム解明を目指しています。

担当研究者

准教授 宮坂 史和(工学研究科 マテリアル生産科学専攻)

キーワード

熱電磁流体/粒子法/溶接/FSW/樹脂流動

重点分野

計測分析技術/革新的マテリアル

応用分野

溶接/射出成型/鋳造

論文・解説等

[1] K. Mitsufuji, M. Nambu, K. Hirata, F. Miyasaka, IEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS, Vol. 54, No. 3, 2018
[2] S. Matsuzawa, K. Hirata, F. Miyasaka, Proceedings of CEFC2016, No. MO06-1, 2016
[3] G. Yoshikawa, F. Miyasaka, et al., Science and Technology of Welding and Joining, Vol. 17, 2012

連絡先URL

http://www.mapse.eng.osaka-u.ac.jp/psesa/index.html

※本内容は大阪大学大学院 工学研究科2024 研究シーズ集より抜粋したものです。