研究 (Research)
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AFMによる半導体光触媒表面のナノ微粒子の電荷移動現象の解明
准教授 李 艶君(工学研究科 物理学系専攻) LI Yanjun (Graduate School of Engineering)
研究内容
金属酸化物の触媒反応について、これまで多くの研究が行われた。特に、局所的に帯電したAu原子に反応ガスが吸し、CO触媒反応の障壁エネルギーが下がる効果が期待されている。そのため、TiO2(110)表面上のAu原子とCO酸化反応を解明するためには、局所電荷状態や吸着状態を明らかにする必要がある。
1.TiO2(110)表面上に吸着したO2・CO・Auの電荷状態や吸着状態を原子スケールで解明する。
2.TiO2(110)表面上にCOからCO2への酸化反応を実証する。
3.TiO2(110)表面上にAu単原子の触媒反応を検討する。
担当研究者
准教授 李 艶君(工学研究科 物理学系専攻)
キーワード
表面 / 界面の物性/ナノ表面計測 (AFM/SPM)/ 半導体光触媒
応用分野
ナノテクノロジー/環境・エネルギー
論文・解説等
[1] Quanzhen Zhang and Yan Jun Li, et al., J. Am. Chem. Soc., 140(46), 15668 (2018)
[2] Yuuki Adachi and Yanjun Li, et al., Nano Res., (2024)
[3] Yuuki Adachi and Yan Jun Li, et al., Sci. Adv., 9(39), 4799 (2023)