研究 (Research)
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自動運転社会の交通安全学
准教授 飯田 克弘(工学研究科 地球総合工学専攻) IIDA Katsuhiro (Graduate School of Engineering)
研究内容
わが国における交通事故死者数は減少傾向であるが、その半数以上を高齢者が占めるという、これまでに無い事態に直面している。自動運転車両の普及が上記課題の解決策として期待されているが、当面社会実装が進む自動運転車両では、その機能が解除される条件が明確でないことを原因する事故が後を絶たない。道路ネットワークが形成され、先端技術を搭載した車両が開発されても、これらを安全に用いる術が無ければ、道路交通面から社会の安全・安心・豊かさの持続・発展を支援することはできない。つまり現在は、上述した課題の解決策を同時に見出す必要がある。
担当研究者
准教授 飯田 克弘(工学研究科 地球総合工学専攻)
キーワード
自動運転社会/事故リスクアセスメント/ ドライビング・シミュレータ
重点分野
レジリエンス/防災・減災/社会システムデザイン
応用分野
人間工学分野/自動車工学分野
論文・解説等
[1] 飯田,淺田,多田,澤田,交通工学論文集(特集号), Vol.7, No.2, pp.A_29-A_37, 2021.
[2] 飯田,藤本,交通工学論文集(特集号), Vol.7, No.2, pp.A_38-A_43, 2021.
[3] 飯田,吉村,第41回交通工学研究発表会論文報告集, pp. 341-348, 2021.