研究 (Research)
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洋上風力発電が社会に受容されるために
助教 飯田 隆人(工学研究科 地球総合工学専攻) IIDA Takahito (Graduate School of Engineering)
研究内容
近年、日本でも洋上風力発電が注目を集め、国主導で事業が進んでいます。洋上風力発電がその地域に与える影響は大きいことから、その地域に受け入れられるためにどうしたらよいかを考えることはとても重要です。そこで、地域住民に対するアンケート調査を実施し、その結果を分析することで、地域住民の洋上風力発電に対する受容がどのように決まるのかを明らかにします。その結果を技術開発や事業戦略、政策等に反映させることで、地域に根差した持続可能なエネルギー源としての洋上風力発電を目指します。
担当研究者
助教 飯田 隆人(工学研究科 地球総合工学専攻)
キーワード
洋上風力発電/社会的受容/トランスサイエンス
重点分野
カーボンニュートラル/エネルギー/社会システムデザイン
応用分野
海洋開発/スマートグリッド/政策
論文・解説等
[1] 飯田隆人, 洋上風力発電事業参入に対する地域社会の受容: 秋田県能代市・三種町・男鹿市沖および由利本荘市沖事業を対象としたアンケート調査に基づく分析, 沿岸域学会誌, Vol. 34, No. 1, pp. 25-35, 2021.
[2] 飯田隆人, 清水敦彦, 洋上風力発電に対する地域住民の受容への影響因子の分析, 風力エネルギー学会論文集, Vol. 46, No. 3, pp. 19-27, 2022.