研究 (Research)

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超スマート社会の実現に向けた高性能電力変換回路設計・実装 (Design and Implementation of High-Performance Power Conversion Circuits for Realizing an Ultra-Smart Society)

講師 井渕 貴章(工学研究科 電気電子情報通信工学専攻) IBUCHI Takaaki (Graduate School of Engineering)

  • 理工情報系 (Science, Engineering and Information Sciences)
  • 工学研究科・工学部 (Graduate School of Engineering, School of Engineering)

研究内容

省エネやIoT社会の実現には小型・高効率電源が必要不可欠であり、電力変換技術のさらなる発展・進化が求められています。近年注目を集めるSiCやGaN等の次世代パワー半導体デバイスの優れた特性を活かす回路設計を行うため、電気電子材料・半導体物性論に基づく回路構成素子の特性モデル化や、電力変換回路における電磁ノイズ発生・伝搬メカニズムに着目したEMC(電磁環境両立性)設計論の構築、および小型・高電力密度かつ高信頼性を担保した回路実装技術の確立を目指し、理論解析と実験の両方のアプローチから研究に取り組んでいます。

担当研究者

講師 井渕 貴章(工学研究科 電気電子情報通信工学専攻)

キーワード

電源回路/パワーエレクトロニクス/電磁環境両立性(EMC)/ パワー半導体デバイス/受動素子

重点分野

カーボンニュートラル/エネルギー

応用分野

スマートデバイス(電源技術)/スマートビークル(電気自動車・充電技術)/スマートシティ(再生可能エネルギー利用)

論文・解説等

[1] 井渕,舟木,電気学会論文誌A, 140(12), 565-572 (2020).
[2] T. Ibuchi, T. Funaki, et al., IEICE Electronics Express, 15(18), 1-7 (2018).
[3] T. Ibuchi et al., IEEE Electromagnetic Compatibility Magazine, 7(1), 39-45 (2018).

連絡先URL

http://ps.eei.eng.osaka-u.ac.jp/

※本内容は大阪大学大学院 工学研究科2024 研究シーズ集より抜粋したものです。