研究 (Research)

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船舶・海洋構造物の崩壊挙動の解明とその予測・防止・回避

准教授 辰巳 晃(工学研究科 地球総合工学専攻) TATSUMI Akira (Graduate School of Engineering)

  • 理工情報系 (Science, Engineering and Information Sciences)
  • 工学研究科・工学部 (Graduate School of Engineering, School of Engineering)

研究内容

・船舶のような巨大構造物に、想定外の過大荷重が作用する場合の構造安全性に関する研究を実施。実験やFEMにより崩壊挙動を詳細に調査しつつ、それを再現できるより簡便で実用的な解析法を提案。最近の興味は流力弾塑性問題であり、波浪中の船体の崩壊挙動・応答を再現する実験やシミュレーションの開発に取り組む。
・各種センサにより計測された船舶の構造応答とシミュレーションを同化させて、船体に作用する荷重などの状態量を推定。ベイズ推論や深層学習と組合わせ、構造の破損リスクを予測する方法論を開発中。船体構造のデジタルツインへの応用を検討。

担当研究者

准教授 辰巳 晃(工学研究科 地球総合工学専攻)

キーワード

船舶海洋工学/最終強度/構造信頼性工学/ 構造ヘルスモニタリング

応用分野

造船/海運/海洋資源開発

論文・解説等

[1] Tatsumi A. et al., Marine Structures, Vol. 71, 102738 (2020)
[2] Htoo, Tatsumi A., et al., Proc. of OMAE, OMAE2020-19201, V02BT02A032 (2020)
[3] 司宮,辰巳ら: 土木学会論文集B2(海岸工学), 75(2); 913-918 (2019)

連絡先URL

http://www.naoe.eng.osaka-u.ac.jp/naoe/naoe4/

※本内容は大阪大学大学院 工学研究科2024 研究シーズ集より抜粋したものです。